KAWASAKI ZEPHYR
小学生の頃、何かの雑誌でカスタムされた750RS、通称ZⅡを見てカッコ良さに衝撃を受けたのが、私のバイクへの興味の始まりです。
1980年代の世の中はバイクブーム一色で、各メーカーはレーサーをベースにしたような市販車を、毎年のようにモデルチェンジで発売してるような感じでした。
私は高校生の頃、50ccですがバイクのレースに参加してましたが、貧乏な私には、いくら50ccと言えどバイクのレースはお金がかかります。
特にタイヤ代は、高校生の私には重くのしかかっており、自慢ですが、出場すれば優勝する位にはなってた(あくまでも地方の50ccレースです笑)ので、ずるずるとレースには出場してました。
大学生になってから、大学に通わずバイクのレースばかりしており、このままステップアップするか、大学を選ぶかの選択を迫られ、頭の悪い私は大学を選び、レースの世界から卒業してしまいました。
この選択は今でも後悔してます笑
レースの世界から卒業してもバイク大好きだった私は、TZR250 3MA(サンマ)やVFR750R(RC30)にそっくりなVFR400R(NC30)などを筆頭に、気になるバイクが目白押しでした。
次々と発売されるレプリカマシンを尻目に、そんなバイク乗ったらレースの事を思い出してしまうと思い、1台の普通のバイクを購入することにしました。
KAWASAKI ZEPHYR(ゼファー)
レプリカブーム真っ只中に、カワサキが突然空冷並列4気筒DOHC2バルブのバイクを発表。
400ccはメーカー自主規制で59馬力が上限(当時)で、400ccの馬力は上限が当たり前の時代に、なんと46馬力の空冷2バルブで出してきたのです。
これが大ヒットして、ネイキッドという言葉を生み出す程、売れに売れてました。
私もこのゼファーを購入するのですが、理由は先程述べた通りレプリカではなく、バイクが急かして来ないしゆっくり走れそう&憧れのZⅡと同じメーカー&同じ空冷並列4気筒エンジンという理由です。
型はC3になります。
モリワキワンピースマフラー&タンクエンブレム変更位しかいじってませんでした。
それ位、仕上がってたバイクでした。